【買ってはいけない】おすすめしない安いキーボードはなぜダメなのか

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趣味でピアノを始めてみたいけど

・あまりお金をかけたくない
・電子ピアノだと家に置き場所がない

というアナタにぴったりなのがキーボード。

しかしピアノの練習に向かないものを買ってしまうと、結局練習にならず→上達しない→楽しくない→挫折、という道を辿るかもしれません。

楽器屋店員のyamaが、なぜ安いキーボードだとピアノの練習に不向きかを解説します。

この時期の結論

・安いキーボードは楽器として使えない
・それでは上達が遅くなり、楽しくないので挫折の恐れあり
・大人の趣味で始めるキーボードは2択

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目次

電子ピアノじゃなくキーボードを買う人って?

キーボードが欲しいのは、昔から憧れていたり、YouTubeやストリートピアノを見て、自分の弾いてみたい!という動機の人が多いのではないでしょうか?

しかし本物のピアノは数十万円以上もするし、そもそも音の都合で自宅に置くのは大変。じゃあヘッドフォンが使える電子ピアノにしようかなと、検討してみるも安くて5万円から10万円ほど。

これも予算的にちょっと踏ん切りがつかない、という人がたどり着くのがキーボードです。

1万円以下から2万円前後と安く、サイズも小さく重さも軽いので片付けしやすいのが嬉しいポイント。

しかしキーボードと言っても、合唱・コーラスで音程を確認するのに便利な超小型キーボードや、鍵盤が光ったり、いろんな音が出る子供向けキーボードなど、種類は様々あります。

この記事では、ピアノを始めたいけど「予算を少なく、まずはキーボードで始めたい」という人が買うと後悔するキーボードの特徴を紹介します。

最後にこれを買えば間違いない、おすすめキーボードを2機種ご紹介します。

安いキーボードを買ってはいけない理由

①:鍵盤の大きさと質感
②:おもちゃっぽいデザイン
③:音の強弱がつけられない
④:音が良く無い
⑤:もしかしたら鍵盤の数が足りない

大人がピアノの練習用に使うキーボードとしてダメということです。悪しからず。

①:鍵盤の大きさと質感

キーボードの鍵盤が小さいものも少なくありません。

特に幅が狭い小さすぎる鍵盤では、大人の指ではきゅう屈で弾きづらいです。

弾きづらいもので練習すると、当然上達が遅くなります。

上達が感じられないと楽しく無いので、挫折してしまう、という一番避けたい問題が起こる恐れがあります。

楽しく無いと挫折してしまうなんて子どもじゃ無いんだから・・・なんて思うかもしれませんがとんでもない!趣味はそもそも強制されてやるものじゃないので、楽しめないものは本当に続きません。

仮に気合で続けられたとしても、小さい鍵盤に慣れてしまうと、いざピアノを触った時に指の開き具合を変えなければいけなくなります。

また素材はプラスチックでツルツルの見た目に、手触りはカチカチ。

これもまたピアノの鍵盤とは質感が異なるので、違和感があって演奏に支障が出てしまいます。

②:おもちゃっぽいデザイン

キーボードは子どもが使うことも多いからか、ポップで可愛らしいデザインのもの、悪く言えばおもちゃっぽいデザインのものばかり。

また楽器の音だけじゃない効果音まで100種類以上の音色が出たり、様々なジャンルのリズムパターンが内蔵されていたり、などなどピアノの練習には無駄な機能が多いです。

その結果ボタンがいっぱいあって、ゴチャゴチャしたデザインになってしまいます。

加えて面積が必要なため奥行きがデカかったりします。

大人でキーボードをはじめるならスタイリッシュでお部屋に置きたくなるようなものの方が、練習のやる気が出るのが人情です。

③:音の強弱がつけられない

少し専門的な演奏のお話です。ピアノは鍵盤を押す強さによって、音色と強弱をコントロールします。

安いキーボードでありがちなのが、弱く弾いても強く弾いても、同じ音しか出ないというものです。

初心者だからそんな表現力は必要ないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、これが意外と危険です。

強弱がつかないキーボードで練習していると、小指で弱く弾いてもしっかりした音が出るので、正しい演奏フォームが身に付かなくなってしまいます。

グレードアップして電子ピアノに買い替えたり、ストリートピアノを弾いてみると、いつもみたいに上手く弾けない、ということが必ずと言って良いほど起こってしまうでしょう。

④:音が良く無い

安いキーボードは音源も昔から使われているようなピアノの電子音だったり、本体内蔵のスピーカーでは音が割れてしまったり、ヘッドフォンで聞いても綺麗に聞こえるように配慮されていなかったり・・・とにかく音が良く無いです。

断言しますが、9割以上の大人は演奏が楽しく無いと練習が長続きしません。つらいダイエットが長続きしないなんてよくある話ですよね?それと一緒です。

じゃあどうすれば演奏が楽しくなるかと言えば、まずは良い音が出ることです。憧れの綺麗なピアノの音を”自分で鳴らすことができる”だけでもテンションがあがりますよ。

⑤:もしかしたら鍵盤の数が足りない

ピアノは88鍵盤あります。ほとんどのキーボードは鍵盤の数はそれ以下。多くて61個、もっと少ないものもあります。

ピアノを弾いてみたい人の多くはYouTubeやストリートピアノでよく耳にする、コードを弾きながらメロディも弾く、ピアノソロじゃないでしょうか。

これは88鍵盤の方がやりやすいです。

クラシックの曲も同じく61鍵盤では足りません。

それよりもどうしても置き場所に困るのであっても、最低61鍵盤は欲しいところです。

後悔しないためのキーボード2選

ここまで安いキーボードがダメな理由を挙げてきました。まとめると以下の要素がしっかりしているキーボードが、良いキーボードです。

①:鍵盤の大きさ・・・ピアノと同程度の幅があり、長さもちゃんとある鍵盤。
②:デザイン・・・部屋に置きたくなるようなスタイリッシュなデザイン。かつ場所を取らないコンパクトサイズ。
③:音の良さ・・・ちゃんとしたピアノらしい気分が上がるサウンドが出る。
④:強弱・・・鍵盤を押す力加減によって、音の強弱が変わるもの。

この要素を満たしたキーボードは、61鍵盤キーボードならカシオのCT-S1、88鍵盤キーボードならローランドのGO:PIANO88です。これだけと言っても良いです。

61鍵盤キーボードならカシオのCT-S1

楽器店大賞2021キーボード部門の受賞、ハラミちゃんも推薦する、最も大人初心者におすすめする61鍵盤のキーボードです。

おしゃれなデザインで全3色選べるのもポイント。象牙調を意識した鍵盤の質感は、サイズもばっちり。強弱ももちろんつけられます。

スピーカーの構造にもこだわった音も良く、それだけの機能を2万円にまとめられたのは、比較的安価なキーボード・電子ピアノを作り続けてきたカシオさんならでは。

より詳細はこちらのレビュー記事をご覧ください。

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88鍵盤キーボードならローランドのGO:PIANO88

楽器屋店員でも自信を持っておすすめ88鍵盤キーボードはこれしかありません。

そもそも大手ブランドではローランド以外は88鍵盤キーボードを作っていません。

その他の無名ブランドの88鍵盤は、弾きやすさや音などお世辞にも良いとは言えません。

しかしこちらのRoland GO:PIANO88は決して消去法で選んだわけではなく、電子ピアノはもとより電子楽器全般の老舗メーカーRolandの技術力で実現した高コストパフォーマンスのキーボードなのです。

より詳細はこちらのレビュー記事をご覧ください。

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