KAWAI最安電子ピアノ KDP75 レビュー

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

●これからピアノを始めてみたい
●はじめて買うピアノタッチの電子ピアノを探している

というアナタに楽器屋店員のyamaが、KAWAI KDP75を解説します。

KAWAI KDP75レビュー

流通経路を限定し、購入者組み立てにしたことで8万円を切る価格を実現した電子ピアノ。

ピアノ椅子とヘッドフォンも付属しているので、周辺機器の出費を抑えることができます。

Shigeru Kawaiのグランドピアノの音色と、ハンマーアクションのピアノタッチ鍵盤を採用しているので楽器自体の質を下げずに、驚異的なコストパフォーマンスを実現しています。

趣味で弾く人が初めて買う電子ピアノとして、申し分のない品質です。

▼メリット
・ネット専売で7万円台の価格を実現
・小音量でもバランスが整った自然な音色
・初心者には安心のピアノタッチ鍵盤
・設定や楽譜表示が可能な専用アプリ対応

▼デメリット
・組み立ての必要がある
・音色の数が15種類で少ない

スポンサーリンク

目次

メリット

①:ネット専売で7万円台の価格を実現
②:小音量でもバランスが整った自然な音色
③:初心者には安心のピアノタッチ鍵盤
④:設定や楽譜表示が可能な専用アプリ対応

ネット専売で7万円台の価格を実現

画像はkawa-global.comより引用

YAMAHAに次ぐ日本を代表するピアノブランド「KAWAI」。

このKDP75は楽器屋さんや家電量販店の店頭では販売しておらず、ネットでしか買えないKAWAIで一番安い電子ピアノです。

流通を制限することでコストを削減し、79,200円という驚異的な価格を実現しています。

さらにピアノ椅子とヘッドフォンまで付属している、非常にコストパフォーマンスに優れた電子ピアノです。

小音量でもバランスが整った自然な音色

ピアノの音色は数々の国際ピアノコンクールでも使用されている「Shigeru Kawai SK-Eコンサートグランドピアノ」の音を録音し、KDP75に収録しています。

家族やご近所さんへの配慮として、スピーカーの音量を小さくした時には、自動的に音色のバランスを整え、強弱のある演奏も可能になりました。

ヘッドフォンでも、左右の音の広がりや臨場感があるように聞かせてくれます。

使うヘッドフォンのタイプによって、モードを切り替えて音色を最適化できます。

初心者には安心のピアノタッチ鍵盤

鍵盤にはRHS鍵盤(レスポンシブ・ハンマー・アクション・スタンダード)を採用しています。

高価格帯のピアノではセンサーが3つついていますが、KDP75のセンサーは2つです。クラシックや上級者には連打などの演奏に不満が出るかもしれません。

プラスチック製の鍵盤ではありますが、ハンマーアクションは本格的で程よい重さがあり、初心者には不満なく演奏できるでしょう。

ウェイテッドハンマー鍵盤なので重さは低音域は重く、高音域へ行くに従って徐々に軽くなるのも、グランドピアノと同じです。

表面のマットな仕上げで、自然な手触りと演奏が可能です。

弾いた時にスピーカーではなく、物理的に出てしまうゴトゴトという音も過去のモデルから軽減されました。

夜間の練習、集合住宅での演奏も安心です。

設定や楽譜表示が可能な専用アプリ対応

ピアノの音色の変更や、ヘッドフォンの設定が行えます。

88鍵盤の左右を同じ音域に設定し、親子や先生と一緒に2台のピアノを弾いているような「4ハンズモード」にも切り替え可能。

アプリに内蔵された377曲の練習曲を接続したタブレットに表示することもできます。

バイエル126曲/ブルクミュラー25の練習曲25曲/チェルニー100番練習曲100曲/チェルニー30番練 習曲30曲/ソナチネ・アルバム1:30曲/バッハ・インベンション15曲/ショパン・ワルツ集19曲/ショ パン・エチュード集12曲/指のトレーニング(ハノン第1部)20曲 * 合計377曲

スマホやタブレットとの接続には、別途USBケーブルが必要です。

デメリット

①:組み立ての必要がある
②:音色の数が15種類で少ない

組み立ての必要がある

ほとんどの据え置き型電子ピアノは、店頭で買ってもネットで買っても、専門の配送業者が家まで届けてくれて、さらに組み立てと設置まで行ってくれます。

しかしKAWAI KDP75は自分で組み立てなければいけません。

組み立てには大人2人で行う必要があります。IKEAみたいなもので、これも安さの秘訣です。

音色の数が15種類で少ない

電子ピアノは様々な音色に切り替えられるのがメリットですが、KDP75には15種類しか音色が入っていません。

とは言えピアノの練習には十分な品質の音色なので、多くの人にとってはそれほど気にする部分ではないでしょう。

内蔵音はピアノが4種類(Concert Grand, Mellow Grand, Studio Grand, Modern Piano)。

その他11種類(Classic E.Piano, Modern EP, Jazz Organ, Church Organ, Harpsichord, Vibraphone, String Ensemble, Slow Strings, Choir, New Age Pad, Atmosphere)です。

いつも弾いている曲を、気分転換に違う楽器で弾いてみる、という感じなら十分です。

仕様

市場相場価格79,200円
鍵盤RHS(レスポンシブ・ハンマーアクション・スタンダード)
ペダルダンパー(ハーフペダル対応)、ソフト、ソステヌート
最大同時発音数192
音色15音色
スピーカー(8×12)cm x 2
アンプ出力9W x 2
ヘッドフォン2個同時接続可能
サイズ1360 x 855 x 405 mm
重量36kg
付属品固定椅子、電源アダプター、ヘッドフォン

KDP75はコスパに優れ、はじめての電子ピアノにおすすめ

ネット専売、購入者組み立て、音色数など機能を絞ったことで、日本が誇るKAWAIクオリティながら驚異的な価格を実現している電子ピアノKDP75。

使われている音色や鍵盤の質を下げることで、価格を下げたわけではないのでコストパフォーマンスは良いです。

上級者や上級者を目指す人でもない限り、趣味で弾くには十分なクオリティの電子ピアノです。

カラーはエンボスブラックとエンボスホワイトの2色です。

KAWAI KDP75はこんなアナタにおすすめ

趣味でピアノを始めたい

初めての1台の電子ピアノを探している

とにかく安く据え置き型電子ピアノが欲しい

¥79,200 (2023/02/02 23:35時点 | Amazon調べ)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次