例えプロのピアニストであっても、上達が実感できない期間があります。これを読んでいる人の中にもそういった悩みを抱える人はいると思います。
そういった時は
「練習時間が短いのかな?」
「毎日弾かないと上達できないのかな…」
と、ナーバスに考えてしまいますよね。
よく考えると、練習時間って具体的な指標がないんですよね。
もちろん時間は長い方がいいし、頻度も高い方がいいですが、もっと現実的な練習時間を知りたいという人は多いはずです。
そこで、今回はピアノの練習時間と頻度の決め方を紹介していきます。
ピアノ初心者で、どうやって練習したらいいか分からない人は参考にしてしてみてください!
ピアノの練習時間はどうやって決める?
まず最初に覚えて欲しいのが、「ピアノの練習時間に正解は無い」ということです。
忙しい日に無理して練習する必要は無いですし、「たくさん弾きたいけど目安の時間だから練習をやめよう」というのもナシです。
あくまで参考として、臨機応変に対応しましょう。
では、「仕事がある平日」「暇な休日」で分けて紹介していきます。
ピアノの練習方法も紹介しているので、不安がある人は参考にしてみてください。練習時間よりも練習方法が大事です。
練習時間は短め!忙しい日のピアノ練習
まず大前提として、ピアノの練習内容は
「基礎練習(指のトレーニング)」
「弾きたい曲の練習」
の2つです。
基礎練習が何か分からない人は下を参考にしてみてください!
さて、この2つに優先順位を付けると
① 基礎練習 → ② 曲の練習 です。
曲の練習は短い時間だとあまり意味が無いので、基礎練習を優先しましょう。
例えば、「10分だけピアノ弾きたい!」という時は基礎練習だけでOKです。
さて上達する為の目安ですが、平日は30分練習すれば速いペースで上達します。
30分間ピアノが弾ければ基礎練習が10分、曲練習が20分できますね。
忙しい日ならこれだけ弾ければ十分!
練習時間は長め!暇な日のピアノ練習
時間がある日の練習ですが、練習時間ではなく目標を決めるのがおすすめです。
なぜ時間ではなく目標で決めるのかというと、中途半端に練習が終わるのを避ける為です。
全ての曲が〇時間練習すれば弾けるようになれればいいのですが、曲の難易度や愛称で練習時間は変わりますよね。
時間で練習を区切ってしまうと、その日の練習が中途半端で終わってしまう事があります。中途半端な練習はすぐに忘れてしまうので、効率の良い練習とは言えませんよね。
例えば、100小節ある曲を弾くときに「今日は右手を50節まで完璧にするまで弾こう」という風にするのが良い練習法です。
どの曲でも区切り良く練習することが出来ますし、その日の練習部分は完璧にして終えることが出来ます。
最初の内はその日の範囲を決めるのが難しいと思いますが、慣れてきたら自分が何小節弾けるか分かるようになります。
最初は10節ずつ練習して、もう少し練習できそうなら範囲を増やしましょう。
これを繰り返せば自分に合った練習範囲が見つかります。
ピアノを練習する頻度はどれ位がいい?
答えは毎日です。
でもそんなの無理ですよね。
余程ピアノが好きでない限り、仕事などがある人が毎日ピアノを弾くのは難しいと思います。
無理してピアノを弾くのはダメで、趣味でピアノを弾いている人はピアノを楽しむことを大事にしましょう。
楽しんで、長く続けるのが大事!
仮に毎日練習するとすれば、「平日は基礎練習を10分だけ」と決めて練習すればハードルは下がります。
かなり慣れればテレビを見ながらでも出来る練習なので、ツライという事は無いと思います。
曲が弾けるようになるわけではないですが、実力はしっかり付きますよ!
余裕があるなら曲の練習もしちゃいましょう。
毎日弾けない場合は平日の5日間の内、少なくとも2日はピアノを弾きましょう。
定期的に弾かないと結構弾けなくなります。
とにかくピアノを弾く癖を付けましょう。
まとめ
平日は忙しいかもしれませんが、基礎練習だけでも弾きましょう。
10分程度の基礎練習だけでもピアノは上達します!
休日は時間ではなく範囲を決めて練習しましょう。
「今日は右手を20小節弾けるまでやろう」という感じです。
練習を中途半端に終わらせない為だよ。
余裕があったら範囲を増やそう!
練習頻度は可能なら毎日です。
毎日ピアノを弾くと気づけば指が自由に動かせるようになりますよ。
ただ、実際にやるのは難しいと思うので、少なくとも週3日は弾くようにしましょう。
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